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演劇部 ~ 2年連続県中央コンクールへ ~

 10月7日(土)~9日(日),登米市若柳総合文化センター(ドリームパル)において,高校演劇コンクール北部地区大会が開催されました。演劇部員は1年生1人,2年生3人,3年生5人の計9人です。今年度も,6月上旬から部員みんなで意見を出し合い,オリジナルの脚本『七つの仔』を製作してきました。

 オリジナル脚本は,キャラクターからストーリー展開まで,すべて自分たちで考え,また,大道具や小道具や衣装もすべて準備をします。役につくキャストの他,音響や照明を担当するスタッフも必要なので,それぞれが一役以上の役割を担いながら,60分間に渡って演じきりました。

 結果は「優秀賞」で,二年連続で県のコンクールへの切符を手にすることができました。

 演出の髙橋彩愛さん(2年・鳴子中)は「短い期間での練習だったので,県大会に行けることがとてもうれしいです」と語っています。今年度は体育館改修に伴い,練習場所の確保が難しかったり,岩高祭が前倒しになったため別演目の稽古が入ったりと,充分な練習量を確保することが難しい状況でした。しかし,一人ひとりが意識を高く持ち,集中して稽古してきた成果だと思います。

 コンクール当日は,校長先生,教頭先生をはじめとする先生方,たくさんの保護者の皆様にも応援に駆けつけていただき,力をもらいました。昨年卒業したOGにはメイクをお願いし,たくさんの方に支えられての県大会出場となったと思います。

 主要キャストの佐藤泉美さん(3年・古川西中)は「3年生での主役ということで戸惑うことが多かったです。でも練習を重ねて優秀賞をとり,県大会に行くことが出来て本当に嬉しいです。県大会でも,岩高演〝激〟部の爪痕を残せればと思います」と抱負を語っています。

今年度のお芝居は,親子の情愛がテーマの一つになっています。県大会では,涙する場面はもちろん,観客の皆様に楽しんでいただける芝居を目指して,さらに稽古を重ねていきたいと思っています。